投薬のこと

1日2回のもの
ネオファーゲンC(肝):1錠

1日1回のもの
ガスター(胃):0.5錠
プレドニゾロン(ステロイド):0.75(1/2錠+1/4錠)〜1.5錠
タチオン(肝):1錠

術後や白血球の数値が上がるなど感染症の疑いがある場合は
シンクル(抗生剤):0.5錠(1日2回)
が追加。

これにサプリメントが加わると結構な量です。なもんで投薬は試行錯誤の連続でした。

最初はタチオンのみだったので、ためしにそっと差し出してみたらぱくっと食べてしまい、内心ラッキーと思っていたのですが、あっという間に食べなくなり。

次は餌にそのまま混ぜてみた所、肝臓の薬はさくっと飲んでくれるのですが、胃薬はなかなか飲んでくれず(父が)苦戦を強いられました。

ウエットフードのゼリー部分に挟み込めば、がぶっと一気に食べて楽勝ちゃうんかと思い、そのようにして与えてみたのですが・・・。敵はそれ程甘くはありませんでした。あのやすりのような舌でざーりざーりとゼリー部分を削っていき、薬が出た所で器用に舌でぺいっと除けていました・・・。
とりあえず餌に混ぜれば最後には空腹に負けて食べてしまうのですが、夏場は長時間餌を置いておけないし、餌を嫌がるようになるのはもっと困るなあと思い、薬を水でふやけさせてペースト状にした後に餌に混ぜ込むという方法を取ってみたり。
しかしやはりだんだん食べなくなり、飢えた猫が私のコーヒー牛乳に体当たりしてキーボードがコーヒー牛乳まみれになったり_| ̄|●

いよいよ餌混入作戦は諦め、直接投入に切り替えました。やり方は以下の通り。

  1. 一人が後ろから猫をつかまえ、指で口を開けさせる。
  2. もう一人が口の奥の方に薬を入れ、すかさず口を閉じる。
  3. そのまま上を向かせて喉の辺りをさする。

口を開かせる時に結構抵抗するものの、短時間で薬はさくっと飲み終わり。「クララが立った!」級の感動を味わう(笑)。
しかし生傷が絶えない日々に・・・。回数が増えると抵抗も激しくなるのでお互いストレスとなるので、色々工夫した結果、最終的には以下の通りになりました。

  1. 薬はある程度オブラートで包んでまとめる。袋型のが便利。
  2. 薬と水を入れた器を持って、リラックスしている時を見計って近づく。香箱組んでいるときがいい感じ。
  3. 頭をなでて更にリラックスさせる。
  4. なでる動作からそのまま一気に口の付け根に親指と中指を突っ込む。
  5. そのまま上を向かせる。
  6. もう一方の手でオブラートの滑りをよくするため薬を水につけてから喉の奥にすばやく置く。
  7. 薬を置いた手で顎を押さえ口を閉じさせる。
  8. そのままごくりと喉が動くか舌がぺろっと出てくるまで喉をなでる。どちらもならなければ鼻にふっと息を吹きかける。
  9. 猫をひとしきり褒め称えた後リリースする。
  10. こっそりぺっと吐き出したりしないかしばらく観察する(笑)。

ポイントはためらわない、慌てない、すばやくやる、です。特に指を突っ込んでから薬を入れるまでは素早くやらないと、薬を水につけているのであっという間に溶けます。
後、口の奥に入れないとぺっぺされて薬が出てきてしまうので注意。
なお、誤飲にはくれぐれも気をつけて!

投薬のことへのコメント

コメントがあればどうぞ

保存しますか?